今回はお客さんの撮影風景を紹介します
撮影のポイントはこんな感じ
- 東京ドーム側の窓には遮光版を使用し、ライトの光を室内側に取り込むようにしました
- 逆に外部からの光を極力遮断、時間帯も夜の撮影にしました
- 窓裏からのライティング、サンルームからの逆光を活かした雰囲気ある映像になりました
- 真ん中4枚の透明アクリル窓には、周りの窓と同じすりガラスのように見えるデフューザーを使用しました
遮光板の利用と窓裏ライティング
今回は、当スタジオで撮影されたライティングの見本をご紹介します。お客様の撮影スタイルや工夫を参考にしていただければと思います。
まず、東京ドーム側の窓には遮光版を使用し、ライト光を室内側に取り込むようにしました。
遮光板は通常ドーム側の西日を遮るために利用していますが、今回の場合はサンルーム内のライトの反射光を利用したり、サンルームの背景を白くするようにも利用できると思います。
写真ではライトを室内に向けて撮影していますが、カメラ感度を上げて、遮光版に向ける方法もありだと思います。
ライト自体はお客様持ち込みのライトです。
今回は動画、定常光ライトの撮影ですのでスタジオにある無料で弱いライトでは調整が難しいと思います。色を変えられるライトかつ強力な物があれば便利だと思います。
また、夜の撮影にして外部からの光を極力遮断し、スタジオ内のライティングに頼る撮影となっています。
これにより、被写体に対する光のコントロールがしやすくなりますし、より一層美しい写真が撮影できると思います。
透明アクリルのすりガラス化
今回は特に、真ん中4枚の透明アクリル窓には、すりガラスのように見えるデフューザーを使用しています。
今回はお客様の持ち込みポリエステル布?を利用しておられました。
有料になりますがスタジオにあるトレーシングペーパーを利用頂いてもいいと思います。
トレぺは長さにより料金を頂戴しておりますが、今回の利用程度であれば3,300円になります。
今回の撮影を見ていて、スタジオの備品としてオーガンジーかポリエステルの透過性のある布を用意しておいた方が良いと思いました。
買ってきておきますね。
イメージ的には全体に光が拡散され、雰囲気のある光が当たるようになりました。
注意事項
本番では正面からのライティングもありに、もっといい感じのライティングなっていましたが、十分雰囲気は伝わると思いますので、これからスタジオをご利用になるお客様のご参考にして頂ければと思います。
今回の様な撮影では、セッティング、カメラ調整にもお時間はかかりますので十分余裕を見たご予約をお願いいたします。
今回のお客様は1時間以上の内覧(有料)もされていました。
お客様の撮影スタイルや工夫を参考にして、ぜひご自身の撮影にも取り入れてみてください。
このブログでご紹介する写真は、お客様の本番写真を流用することができないため、リハーサル時に撮影したものを掲載しております。
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