今回は、スタジオで長年使っている踏み台を修理してみました。
この踏み台は小ぶりながら、座ったり、この上に立ったりしても問題ないほど、しっかりとした構造になっています。

ただ、足の部分の作りが少し甘かったようで、使っているうちに曲がってきてしまいました。
そこで、思い切って脚を支える「幕板」の部分を作り直すことに。
幕板って馴染みはないと思いますが、テーブルの下に付いている脚を支えるような板の事です。
補強後は、オイルステインで色を塗って仕上げました。
完成後に写真を撮ってみたのですが、60Kgの私が、踏み台として使う分にはまったく問題ありません。

ただ、写真で見ると脚の節(ふし)部分が黒く目立ってしまい、少し気になってしまいます。
機能としては十分満足しているのですが、写真の通り、花や植物を上に載せると気になります。
見た目にこだわるスタジオとしては、やはり納得がいかず……。そこで、脚の部分を白く塗るか、何かでカバーするなどして、今後さらに見た目を調整していく予定です。
スタジオ内の備品も、こうして少しずつ手を加えることで、実用性もデザイン性も両立できる空間にしていきたいですね。
