梅雨時前のこの時期やらなければならない課題があります。
このスタジオには、フェイクグリーンではなく、本物の年代物の観葉植物の鉢が結構ありまして、この時期は植え替えの時期になっております。
4月頃からやらなければと思ってはいたんですが、ついついこの時期まで伸び伸びになってしましました。
案の定鉢底からは根っこが出ているものがちらほら、その中でもオーガスタは結構な鉢底根になってしまっていました。
色々サイズの合いそうな植木鉢と皿を買ってきまして、作業開始。
根っこを切らない限り鉢から取り出せないので切るしかないのですが、植物を育てていて思う事は、植物ってのは、結局「根っこが命」なんですよね。
花屋さんに聞いたり、youtubeを見たりしていると、簡単に植え替え作業をされているのをお見掛けしますが、実際やってみると、土が代わり、根の一部を切られ、場合によっては剪定も一緒にやられると、植物にとってはかなりのダメージのようです。
過去にも、失敗して枯れてしまったり、新しい根が出ないで腐ったようになってしまう事も何度か経験しています。
余りマニュアルでも見かけない方法ですが、私の場合は、経験から少し慎重に、少しでも環境変化の負荷を減らすように考えてこの方法をとるようにしています。
まず、元々根っこに付いている土はすべてきれいにしない。
大体30%から50%程度の土は残し、残りを新しい土に入れ替えるように作業しています。
なんとなくですが、これで、枯れる確率は格段に減るような気が来ます。
いつも植え替えの時期には観葉植物の土を買ってくるのですが、多分、成分はメーカーによって大分違うのだと思います。
観察していると、植替え後、環境変化のせいで、一旦元気がなくなったのち、段々元気になる事が多いような気がしますが、土をある程度残すと元気のない期間が減るような気がします。
もう一つは、中に虫の幼虫(芋虫的な物や、ハエの幼虫?)などが入っている場合には全とっかえするようにしています。
薬で完全駆除可能なようですが、他の鉢に移ることなども考慮して、この場合は土を全とっかえしています。
作業が終わってみると、結構スタジオも汚れます。
掃除して作業終了。
スタジオ運営をしていると、私の場合は段々欲が出てきて、いろいろな物を工作したり、植物を育てたりすることが多いので、こういったビルの中スタジオより、郊外の一軒家のスタジオなどで、庭で作業できる方が何かと便利な気がするのですが、このスタジオは日当たりもいいし、駅近なので捨てられないんですよね。
ともかく、撮影にもお役立てください。観葉植物。