内窓の下の部分までしか光が入らない

日照について

先日、お客様より日の入り方について問合せがありました。
日差しは日々変わっていきますが、10月現在、スタジオの直近の日照についてまとめました。
特に説明したいのは、下記の表の通りです。
12:00にはサンルームに日差しが入り始めますが、メインルームに日差しが入るのは14:30以降になります。

直射光撮影の際にはご予約時間を調整して頂けると良いと思います。

1.情報まとめました。

時間帯サンルームメインルームコメント
〜12:00××直射光は入らない
12:00〜13:20×サンルームのみ直射光が入る
13:20〜13:35△(少し)サンルーム+内窓下部からわずかに入る
13:35〜14:30××ホテルに遮られて直射光は入らない
14:30〜16:00サンルーム・メインルームとも直射光が入る
日没×(日没)×(日没)日没まで直射光なし

AR画像です。時間が少しずれていますがこんな感じです。携帯画面のキャプチャーしたものです。

左13:30頃。右14:50頃

13:00頃の状況説明図

上の図についてですが、太陽の位置が高い時間帯(12:00〜13:20)はサンルーム内には直射光が入るものの、室内側にはほとんど光が届きませんでした。
光は内窓の下部付近までしか入りません。

2.窓全面に光を入れるための想定方法

窓全体に光が入る映像を撮影するには、以下のいくつかの方法が考えられます。

① 太陽高度が低い時間帯(夕方)を利用する
太陽の位置が低くなる夕方であれば、内窓の上部付近まで光が届きやすくなると考えられます。
本日は14:00頃から曇天となったため撮影はできませんでしたが、条件が良ければメインルーム奥まで光が入り、内窓の上部少し下から下部にかけて光が入ると思います。

② 強力な定常光ライトをサンルームに設置して使用する
直射光の代わりに光源を追加することで、窓全面から入る光のような演出が可能になると思われます。

③ 内窓・パーティションを撤去し、外窓からの自然光のみを利用する
内側の固定パーティションおよび可動パーティションを外し、サンルームとスタジオを1室として扱うイメージです。
添付いただいた写真がこの案に近いイメージになります。但し、ドームが映らない角度、窓枠があまり映らない角度に調整して撮る必要があると思ます。

上記③の案に関連して、以下の懸念点があります。

サンルーム内には写真のような演台が設置されていますが、中には避難器具が収納されているため、撤去や移動には制約がある可能性があります。

窓枠や「さん」の意匠性が高くないため、窓そのものが映像に写り込む構図になる場合は見栄えに課題が生じる可能性があります。

内窓の下の部分までしか光が入らない
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