コンクリート床の穴

コンクリート白床メンテナンス

またまた困ったことが
今日は白塗りしたコンクリート床の穴塞ぎ。


床の施工について、そもそもの話を説明させて頂きますね。
まずは入居したときのこのフロアの状態がこんな感じ。

タイルカーペットが敷き詰められています。
その下の茶色い面はクッションフロアみたいなもの。コンクリート床に接着されています。


金物の蓋が点々とありますが、その下はこんな感じで穴が開いています。

実はこのスタジオ元々はオフィスとして利用されていたもので、床に電源やら、電話やら配線用の配管が埋まっているんです。

最近のオフィスでは、高床にして簡単に配線を変更できるようになっていますが、ここは古いビルなので、管状のものが床に埋設されているんですね。
で穴が開いているのはいずれにしても問題なのでこんな感じでモルタルで穴埋めしました。


それで、今回のスタジオ施工では、カーペットにするのか、フローリングにするのかいろいろ考えたんですが、カーペットを全部はがして、白塗りする方針で施工開始。

床磨きの業者さんを呼んで、軽くテスト磨きをお願いしたところ簡単に接着剤を剥離できそうとのこと。




だったんですが、床磨き当日になって、結局、砥石(機械)で磨くだけではきれいにならない事が発覚。

手作業で丸一日かかって業者さんと私でスクレーパーでゴリゴリはがす事に。
腕が上がらないぐらい疲れました。とほほ。

やっとのことでシーラー塗って、白ペンキ塗ってそれなりに仕上がった。



ところが、使ったモルタルが薄かったのか、古いものを使ったからなのかよくわかりませんが、床に圧力がかかったら埋めた所が割れてしまった。
手でコツコツとすると穴が広がってこんな感じに穴埋めしたところが元の状態になってしまったよ。とほほ。

穴の底にアクリルを丸くして入れているんですが、奥の方に詰めなおして、コンクリートの厚みを稼ぐようにして施工しなおしておきました。
なんとなくですが、頑丈になった印象です。

床施工、ここまで長かったです。

コンクリート床の穴
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