strobe

初心者向けストロボの使い方

スタジオに来られるカメラマン


当スタジオでは、スタジオ初心者、ストロボ初心者の方も大歓迎です。
また、スタジオにあるストロボ、定常光照明、三脚、傘、ソフトボックスなど無料でご利用頂けます。

利用方法が分からない方は、スタジオにいらした際に、お気軽にお声がけください。
できる限りサポートさせて頂きます。

今回はそういった初心者向けのブログです。

このスタジオに引っ越してきてから、カメラマンさんの属性人数の統計をとってみると、プロの方と比べアマチュアの方は1/4といったところ。

プロの方は機材をお持込みの方が多いですが、カメラ以外の照明は何も持たずに来られる方も結構いらっしゃいます。
スタジオのフレコミ通り、自然光だけまたは、スタジオにある定常光ライトだけでの撮影もあります。最近では少し少数になった気もありますが、ストロボをお使いになる方も時々いらっしゃいます。
その中でも特に、ストロボの使い方を学びに来る方や、初めて使ってみたいというストロボ初心者の方に色々とご説明差し上げることもあります。

事前準備

まず、ストロボを始めてお使いになる方は、スタジオに来られる前に、ご自分のカメラでマニュアル撮影をしてみてください。
ご自分のカメラのシャッタースピード、絞り、ISOの調整の仕方と仕組みを知っておく必要があります。
自在に操れるとか、どんな状況でも使いこなせるレベルになる必要はありませんが、最低限の設定の仕方は知っておく必要があります。

もう一つ、カメラの頭にストロボを付けた場合にシャッターと連動してストロボを光らせる(光らせない)設定があるカメラがあります。
設定の仕方、ON・OFFの仕方を知っておいてください。
ストロボ利用時には当然ONにして下さい。

スタジオの機材

この記事にストロボと付随する機材の使い方をまとめてご説明いたします。


スタジオ内にはGODOXのモノブロックストロボ300Wが3個と、ノンブランドのモノストロボ400Wが1個あります。

strobe
strobe

それとカメラの頭に付ける発信機と、ストロボのジャックに取り付ける受信機があります。

ストロボ発行の仕組み

ストロボの光る仕組みはこのようになっています。

1.カメラの頭(ホットシュー)に無線の発信機を取り付けシャッターボタンを押す。(シャッターを切る)

2.→ 無線受信機の付いているマスターストロボが発光

3.→ マスターストロボの光に合わせてスレーブストロボが発光(他のストロボ光を感知すると、自分も光る)

という仕組みになっています。
つまり、沢山ストロボを使うときも発送信装置は一組だけあれば大丈夫です。

無線受信器はどのストロボにも取り付けられますので、無線受信器の付いているストロボがマスターになります。


また、またはお客さんが持ち込んだストロボをマスターにする事もできます。
1つが点灯すればその光を感知して他のストロボを光らせることができます。

携帯、スマフォにもフラッシュ(ストロボ)は付いていますので光量が弱いので他のストロボは反応しないです。

無線機の確認


無線機は1番の箱のものみお使い下さい。(もう一組ありますが予備です)


発信機のボタンを押すと赤LEDが光ります。

transmitter
transmitter


光らない場合は予備の箱の発信機をご利用下さい。


発信機の確認ができたら、受信機のスイッチを入れて発信機のボタンを押してください。
送信受信が上手くいくと、両方の赤LEDが光ります。

receiver
receiver

発信機と受信機の同期が取れていないと発信機の赤LEDしか光りません。

両方の1,2の設定を合わせてください。

wirelessset
wirelessset


受信機の赤LEDが光らない場合は、もう一度受信機のスイッチが入っていること、設定があっているかを確認してください。

受信機には電池が入っています。
赤LEDが光らない場合は、電池を交換してみてください。

ストロボ発行テスト

jack
jack

本体のテストボタンを押して、発光を確認してください。

発光しない場合は本体に異常がありますので他のストロボをお使い下さい。

写真の様に、マスターストロボに受信機を付けてください。ジャックに差し込んでください。

発信機をカメラに付けて、発光テストをしてみます。
発信機のテストボタンを押して発行する事を確認してください。
カメラのシャッターをボタンを押して発光を確認してください。


発信機のテストボタンでは発行するのに、カメラのシャッターボタンでは発行しない場合、何らかのカメラ側の設定、特にストロボ利用ON/OFF設定について確認してください。

必要に応じて、傘やソフトボックスを取り付けてください。

三脚にストロボを取り付けた(付け根)部分の穴が傘を取り付ける穴です。

ストロボの設定について

光量を1/8程度に設定してください

amount
amount

1.カメラの設定はマニュアルでシャッタースピードは1/125に固定してください。
それより短い例えば1/250にして撮影すると半分が暗くなったり、全体が暗くなったりします。

2.ボケ(絞り、被写界深度)をどの程度にするかを決めてください。

絞りを優先で決めて撮影する方が簡単だと思います。
シャッターを切ってみてください。明るすぎ、暗すぎになるようならISOで調整してください。

3.それでも明るすぎ、暗すぎるようならストロボの光量を調整してください。
ストロボの光量は1/2から1/16で調整してください。
1/1だとチャージ時間が遅く感じると思いますし、それ以上明るくすることができず、調整が効かなくなりますのでお勧めしません。

スタジオにいらした際にお声がけいただければ、こちらでこの記事内容の設定、諸諸のお手伝いをさせていただきます。
お気軽にお声がけください。

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