VIEWSTUDIO水道橋のサンルームには、撮影シーンに合わせて雰囲気を変えられる「着せ替えパネル」があります。
ベニヤ板に壁紙を貼ったものや、ペンキで仕上げたものなど、いくつかの仕様があります。
長年使っていると、さすがに傷みも出てきます。
今回も、こんな感じでパネルの端から割れたり、表面が剥がれたりしてきました。
特にペンキ仕上げのパネルは傷みが目立つようになってきた一方、壁紙で仕上げたものは比較的きれいな状態を保っています。
そこで今回は、傷んだパネルを修繕し、壁紙を張り直すことにしました。
色も変えてみようか?
せっかく張り替えるので、ついでに色を変更することも考えました。

いつものように壁紙のサンプルをいろいろ取り寄せ、ショールームにも足を運んで検討。

スタジオを利用していただいているお客様にも「どんな色がいいと思いますか?」と聞いてみました。
ところが、意外なことに、今までの色のほうが評判がいいようです。
それなら無理に変える必要もないということで、今回は大きくイメージを変えるのではなく、元の色にできるだけ近い壁紙で統一することにしました。
撮影スタジオの場合、こちらが「ちょっと変えてみようかな」と思っても、実際に使っていただくお客様にとっては、今まで慣れ親しんだ背景のほうが使いやすいこともあります。
そんなわけで、今回は「変更」よりも「リフレッシュ」です。
壁紙を取りに品川ふ頭へ
普段、壁紙などをネットで注文すると、当然スタジオまで届けてもらっています。
ところが今回、注文した壁紙は、即日メーカーの倉庫まで直接取りに行くこともできるとのこと。
大井ふ頭や品川ふ頭の周辺には、壁紙や建築資材関係の会社の倉庫が集まっているようです。
普段あまり足を踏み入れることのない場所なので、「どんなところなんだろう?」という興味もあり、今回は車で取りに行ってみました。
行ってみると、品川ふ頭の近くは完全な倉庫街。

船便やコンテナ輸送の物流拠点になっていて、周囲には船やコンテナ、クレーンの準備待ちと思われるトレーラーなどがたくさん並んでいます。
一般車は完全に場違いな感じです(笑)。
前後左右を大きなトレーラーに囲まれながら運転することになり、普段とは違う意味でかなり気を使いました。
壁紙貼りは慣れたもの……のはずが
さて、スタジオに戻って壁紙貼り。
このあたりは、これまでにも何度かやっているので、もう慣れたもの……と思って作業を始めました。
ところが、今回ちょっとした問題が発生。
きれいに貼り終えて、いざパネルを元の場所にはめてみると……
入らない。
どうやら今回は、パネルの補強も兼ねて、小口部分まで壁紙を貼ったことが原因でした。
壁紙の厚みはそれほどありません。
ただ、2枚分、さらに重なった部分も含めると4枚弱程度の厚みが加わっただけでも、パネルのような「ギリギリのサイズ」で作られているものには影響してしまいます。
取り付け・取り外しがしにくくなってしまいました。
一度やり直しです
仕方がないので、せっかく貼った壁紙の一部をいったん剥がし、板そのものを若干小さくカット。
そのうえで、もう一度壁紙を張り直しました。
これが思った以上に時間のかかる作業になってしまいました。
DIYでは「ちょっとしたことだから」と始めた作業が、気がつくとかなりの時間を使っていることがあります。

今回もまさにそれでした。
それでも何とか完成。
無事にパネルを取り付けることができました。
ただ、今度は逆に、取り外すときにはかなり気を遣う感じになっています。

撮影の際にパネルを交換することもあるので、このあたりは実際に運用しながら、もう少し調整していこうと思います。
少しずつ使いやすいスタジオへ
今回の修繕は、見た目を大きく変えるものではありません。
それでも、撮影スタジオは多くの方に使っていただく場所なので、こうした細かなメンテナンスも大切です。
「もっと使いやすくできないか」
「撮影のバリエーションを増やせないか」
「今の設備をどうすれば長く使えるか」
そんなことを考えながら、これからも少しずつ手を入れていきたいと思います。
サンルームの着せ替えパネルも、これまで通り撮影シーンに合わせてご利用いただけます。
今回の修繕で、またしばらく活躍してくれそうです。