パーティションと移動パーティション

スタジオ施工会社のご紹介

設計施工して頂いた会社

いつか書こうと思って来たんですが、半年も経ってしまいました。スミマセン。
このスタジオの特徴のひとつ 稼働 パーティションを作っていただいた、施工会社さんを紹介しておきます。
会社名を「たまたま祭り株式会社」といいます。
ちょっと 学生のノリでつけたような社名にはなっていますが 、「至ってまとも、きっちり対応、コミュニケーション面でも安心、しっかり施工で間違いなし」
ということで、とても満足しております。

複雑な設計のバーティション

私(スタジオ)の場合は、普通の家やビルの施工とは違う事が結構あるんですね。ポイントは次の3つ

スタジオ固有の設計、施工

スタジオでは、簡易なもので構わない部品、部材、それに手書きで十分な設計書でもかまわない場面や、耐久性が不要なものが結構あるんですね。
といっても、逆に人が動かしたり乗ったりする部分もあるので安全面や、取り扱いについて通常よりシビアに作らなければならない場面(道具や設置部品)もある。
それに、スタジオのお客様の目に触れる部分で見た目だけは、きれいに作る必要があるけれども、裏側は木や石膏ボード丸出しでも構わない部分があったりする。

私も昔はエンジニア系の仕事をしていたのでよくわかるのですが、職人気質の人は良いものを作ってくれるんですが、意図を理解したり、作ろうとしている物を言葉で表現することが苦手な方が多いんですよね。
簡単にいうとコミュ力の高い方がいる会社だとスタジオ固有の事情をすぐに理解してくれるので非常に助かります。
一般に営業窓口の方はコミュ力が高いですが、私の場合は施工内容も小規模ですし、現場の職人さんにスタジオ固有の諸々の事情や意図を考慮してくれる方、そういうスキルをもった方がいると助かるんですね。

プロとしてアドバイスしてくれる

それに、私(このスタジオ)の場合は、いろいろな物を造るときに、アドバイスをくれる会社が設計依頼の条件の一つになります。

丁度その施工会社さんが作業している時期、私は隣で稼働メイクルームを作っている最中でした。
メイクルームの強度や内容に何かとアドバイスをいただきました。

何社か相見積させて頂いたのですが、あくまでもスタジオ(と言いますか私)の場合、値段的な問題より上記の条件的な事が大事だと思います。

この施工会社さんはまさにたまたま当たりでした。
何でもわたしの疑問には的確に回答して頂きました。

一般的な施工会社以外のお勧め

お見積りを依頼した会社さんの中には以前付き合いのあったスタジオ専門施工業者さんもありましたが、繁忙期につき断られました。
後になって思いついたんですが、一般的な施工会社さんより、芝居などの大道具を作成している会社さんなどは、こういった経験が多いのかもしれませんね。
そういった会社では、会社にノウハウがあるかもしれませんので、逆に若い方経験がない方でもたまたま祭りさんと同じように対応して頂けたかもしれません。

自慢の木製パーティション

お勧めの会社さん「まとめ」

お勧めの会社をまとめると

1.「スタジオ専門業者」さんなら安心してお願いできると思います。

2.私の場合は、やはり先の通り、「コミュニケーション力のある会社」さんがやりやすいと思います。次回もこのポイントは外せないと思います。

3.芝居、舞台など「大道具の設計施工をしている会社」

設計施工料金について思う事

さて、話は少しずれますが、いつもこういう職人さんや設計の方にお会いして「金額が安すぎだ、もっとお支払いするべきだ」と思う事が多いです。
やはり、1日2万円程度の日当で施工していただくのはとても申し訳ない。

自分で、このスタジオの施工(壁紙を貼ったり、装飾を造ったり)しながら思う事は、トラブルや問題ばかりでスムーズに行くことは殆どないんですよね。
私の場合は、DIYに慣れていないし、それほどの知識もありません。

例えば

材料を何にすればいいのか?
どこでそれを調達すればいいのか?
しっかり設計して間違いのないようにすればいいのか?事前にプロトタイプテストとして簡易な物を作って確認した方がいいのではないか?それとも作業しながら考えて進めた方がいいのか?
設計ソフトで簡易に使えるものはないのか?
その他にも結構あげるときりがないぐらい問題というかトラブルはあります。

そういったことを調査するだけあるいは、慣れるだけでも時間はかかります。
さらに作業場のノウハウも経験を積まないとできないことも結構あります。
実際、1日で作業できると思っていたことが、2,3日かかることはザラでひどい場合には1週間経っても終わらないことも結構あります。

依頼する方にとってみると、例えば、「扉の取り換え作業を半日で終わらせて帰る職人」を見ることはあっても、それまでに、研修を受けてきたり、まっすぐネジを打つ経験を積んだり、扉を選んだり、仕入先を選定したりといった裏側の作業を想像する事はあまり無いと思います。

「まっすぐネジを打つ経験」と書いたんで説明させていただきますと、一見簡単そうな、まっすぐ木を切ったり、ネジをまっすぐ打つって結構失敗するんですよ。
私は不器用というほどではないと思いますが、木に節があったら曲がったり、上から見ると真っすぐだけど、横から見ると少し曲がったりという事は結構あるんです。ホントに。

簡単に半日作業して帰ったのに、施工費は何でそんなに高いのサービスしてよ。って思いがちなんですが、それまでには結構な時間と労力がかかっていることが多いんですよね。

(今回も少し無理を言ってしまいましたが)依頼するときはどうしても値切ってしまいがちですが、本来はするべきではないと思います。

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