白ホリ壁

白壁の改装

2023年6月

スタジオの白バックの壁一部を改装致しました。出来上がりはこんな感じです。

白ホリ右壁

何が変わったかが、わかりにくいと思いますが右側の部分に固定の壁を立てました。

900mm、3尺幅の白壁を立てることにいたしました。
元々は、L字型の稼働白板を立てて物置の目隠しにしていたのですが、撮影の度にセッティング移動するのは面倒ですよね。それに重い。

さらに気になるのは、白壁部分から物置部分が見えないのは見えないのですが、目隠し壁が3×6板なので上の部分が開いております。
そこが気になります。

白壁に立って撮影する際には、正面から撮影することが多いので横の部分は殆どの場合、気にならないと思います。
白紙を敷いて撮影する際ににも横は撮影できませんからね。
ただ、左右も上の方まで白壁になっている方がなんとなくすっきりします。

で、右横に固定壁を設置することを決断。

このスタジオには木板で建てた壁もあれば、石膏ボードの壁もあります。今回は9m石膏ボードで。
段々慣れてきて、いつものようにランナーを打ち込んスタッド3本で支えることに。
こんな感じです。

毎回毎回悩まされる床のアンジュレーション、ここの部分は結構凹凸があって、スペーサー(余った薄いベニヤ板)を下に挟んで高さを調整。
今回スタッドはボードの端に垂直に立てると天井のパイプにぶつかってしまうので少しずらして立てました。

白壁縦写真

白塗り中の写真はこんな感じです。

白塗り中壁

明日の予約に間に合ってほっと一息です。リニューアルした白壁お使い下さい。

白壁の施工

(2023年1月27日)

このビュースタジオ水道橋にも少し大きめの白壁空間作ってみました。

一般には白ホリというと天井や床がRになっていて人物や撮影対象物が空中に浮いた感じで撮影できるんですが、最近では直角白ホリといってこんな感じの空間も白ホリと呼んだりするんですよね。

元々ホリゾント水平線がない感じというニュアンスだと思うので直角ホリという言葉自体がおかしい感じはするんですがまあ固い事は無しという事でお願いします。

このViewStudio水道橋では白にこだわっているわけではなくて、色々な色や壁紙を用意しようと思ってはいるんですが、先日来られたアパレル系のお客様に「白壁は?」と言われましたので、少し大きめの白壁を作ってみました。

予想していた通りなんですが、やっぱりアパレルの方に好まれるのは、主張があまり強くないべた塗壁や壁紙。
例えば白壁、グレー壁、(先日作ったような)薄ベージュの壁
今後も襖(ふすま)の様な感じで入替可能な壁を作っていこうとは思っているのですが、ベースの裏壁として白壁はあって邪魔になるもんではないという事で作りました。

ここは元々クーラーが張り出していて撮影には高さが足りないと感じていたスタジオの東面の壁です。
昨年のうちにクーラーは少し左に移設して見えないように施工してもらいました。

この面には写真の左側に少し見えているように窓があるんですね。
この窓がかっこよくないので、塞いでしまうかどうか迷っていた空間だったんですが、コロナ対策として少し窓を開けられるように残して壁を施工してみました。

広さはそれなりになりましたので、上手く使っていただければと思います。

横幅3340mm縦2500mm

白壁の床は白のべた塗に仕上げてありますので、極力汚さないでいただけるとありがたいです。

クーラー撤去

いつものようにというか、施工風景を、紹介しておきます。
施工から一応の形になるまで3日間といったところです。
まずは入居したときの状態はこんな感じです。

写真を見て気づかれた方もいるかもしれませんが、まずは上部の空調機器が邪魔だという事で入り口横に移動して頂いた。
普通のクーラーならまだしも業務用なので施工は専門業者さんにお願いしました。
移動した後はこんな感じになります。

見た通り右上部にクーラー配管が残ってしまいました。
業者さんに確認したところ古い配管は曲げると折れるらしいんですよね。
ですから一か八か配管を壁に沿わして右に曲げれば良いところなんですが、折れる事を覚悟しなければなりません。
折れたらフレアラッパかロウ継ぎで配管しなおしになるとは思うんですが問題は、ここを退去して原状復帰するときにはこのフロアから屋上までの配管を多分全部直さないといけなくなると思います。
そうなると結構な金額になりそうですので、決断できなかったんですね。
今考えると方法はあるような気もしますがとりあえず施工はそのまま進めます。
それで数日前から壁の施工開始。
いつものように軽量鉄骨石膏ボードをホームセンターにて調達。
石膏ボード片面張りの場合はランナーの方向ってどっちが正しいの?とか考えつつ。
方向を変えて施工してみました。因みにこのビルのエレベーターでは2.5m以上の長いものは入らないのでランナーは切ってフロアに持ち込み。

そしていつものように床面の歪みに少し悩まされて石膏ボードを施工。

パテ埋めをしていて、だんだん面倒になってきたので、Amazonで安売りしていたでランダムサンダーを購入。
ただ、届く前にやすりがけは終了。
全く何をやっているやら。

壁紙の方がきれいに仕上がるのは知っているんですが、今回はあえて白ペンキです。
床と色を合わせたかったんですよね。
それといずれホントのR付の白ホリ空間をつくってもよいかと思っていたもので。
とりあえず3、4日で施工完了。
上手く使っていただければうれしいです。

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