稼働パーティション
2023/1/11追記
お客様から、サンルームの所はどうなっているのか自由に入れるのか等についてご質問を頂きました。
スタジオ内の稼働パーティションのイメージがわかりにくく申し訳ありませんでした。
説明、写真を掲載しておきます。
スタジオのサンルームはスタジオ室内の西側にあります。
12時ごろから西日の入るサンルームになっていますが、完全に密閉されたサンルームにはなっていません。
サンルームとスタジオのメインルームは、10個に区切られた壁によって仕切られています。
その仕切り(パーティション)によっと細長いサンルームが出来上がっています。
10個の区切りのうち、左右の3つ、合計6区画には、壁の上部にすりガラス(実際にはマッドなポリカーボネート板)が入っています。
真ん中の4区画には、壁上部にガラスが入っていない何もない珊(さん)だけの部分があります。
この部分からは直射光が入ってきます。直射光は「ビル外部」→「サンルーム」→「室内」へと入ります。
そしてこの真ん中の4つの区画部分の壁の下にはキャスターが付いていて、移動することができるようになっています。
これが稼働パーティションです。
4つの区画部分を移動したイメージがこんな感じです。
サンルームへの入室はこの稼働パーティションを開けて入る仕組みになっています。
サンルーム内は、スタッフの使う工具類や備品類の他に、お客様が利用可能な撮影小物、機材が入っています。
自由にお入り頂いて撮影されて構いませんが、稼働パーティションは壁、天井等にぶつけると破損の恐れがありますので十分に注意して移動させてください。
サンルームのガラス
2022/12/19
左右6組の固定パーティション部分にはすりガラスを入れました。
実際はガラスではなくMADポリカーボネート、駐車場などに利用されるアクリルのような素材でできています。
サンルームの施工
このスタジオの特徴の一つが、サンルームがある事。
殆どのスタジオでは、そんな無駄な物作るぐらいならメインエリアの広さを確保した方がいいと考える方が多いと思います。
それで、できた部屋はこんな感じです。
まだOPENしたてなので、お客さんの反応はまだこれからですが、自分としてはとても気に入っています。
経緯を少し説明させて頂くとこんな感じです。
ViewStudioの入居させて頂いている水道橋のビルを始めて通りかかったときなんて恵まれた光なんだ。と思ったものです。
ビル前に提示されている金額を見て、採算が合わないと判断して断念。
しばらくいろんな物件を物色してしていたのですが、なかなかいいものに巡り合わない日々が続いていたんです。
それで、もろもろの縁あってというか、大家さんにかなり無理を言って入居をお願いした経緯があります。
それは、ともかく、初めてこのフロアに入った途端。
素晴らしい自然光、直射光。
広々とした窓と開けた眺め。
なんとかこの光を活かせるスタジオを作りたいと思ったのですが、いいアイディアが浮かばない。
それで、いろんなスタジオをネットリサーチさせて頂いて、それから色々なスタジオを、内見させて頂いてやっとサンルームというアイディアがまとまったんですが、それからも長かった。
最初は、自分で何とかパーティションを立てて、サンルームというか部屋を作ろうと思ったんですが、60歳近い私には、作業的に限界を感じてしまいまして、施工会社さんにお願いすることにしました。
実際、出来上がった物を見せていただいて、自分にはちょっと無理だったかと思う今日この頃。
特にこのサンルームを作ることによって抜け感というか広々としたスタジオが狭く感じるようではいけないし、かといってどの写真を見ても全部東京ドームが映っているのも頂けない。
それで、この可動式の壁を作ることにしました。
施工会社さんとの打ち合わせの結果、諸々ありまして真ん中の部分だけが稼働する感じに仕上がっています。
この部分を取り外すとこんな感じになって窓の外は完全にスルーな印象になります。
いずれにしても太陽光を目いっぱい活かせる、そしてこの眺めを活かせるサンルームが出来上がりました。
サンルームの内側での撮影も、スタジオ側からの撮影も2つのシュチュエーションでの撮影ができます。
これからの営業で反応を見ていきたいと思っていますが、
まずは、何も入っていない、この窓をすりガラスにするのか透明にするのかそのままにするのかを悩んでいます。
半分だけすりガラスにするという方法もあるとは思っています。