本日はスタジオの定番利用のひとつ、大手アパレルECサイト向けの撮影です。
長時間にわたる本格的な撮影となると、必要なものはいろいろあります。
複数のモデルさん、ハードな撮影にも対応できるカメラマンさん、リラックスできる音楽。
そして意外と大切なのが、皆さんを元気づける大量のお菓子です。
撮影現場では、甘いものが想像以上に活躍します。

さて、世の中にはさまざまなタイプのカメラマンさんがいますので、「このタイプが正解」とは一概には言えません。
ただ、今日のカメラマンさんは受け答えがとても自然で、自分が何を優先して行うべきかをよく理解しているように感じました。
撮影が始まる前からモデルさんとの会話が弾み、現場の雰囲気もどんどん和やかになっていきます。
一見すると世間話をしているだけのようにも見えるのですが、実はこれも大切な仕事のひとつ。
短い待ち時間や準備時間の間にモデルさんとの距離を縮め、リラックスした空気を作る。
そうした積み重ねが撮影本番の表情につながっていきます。
撮影中には、モデルさんの表情が少し固くなったり、動きがぎこちなくなったりすることもあります。
そんな時に支えになるのが、撮影前から築いてきた信頼関係です。

もちろんライティングや機材のセッティングも重要ですが、それらはある程度準備の段階で整えることができます。
一方で、モデルさんとのコミュニケーションは、その場その場でしか作れません。
ヘアメイクや衣装替えで忙しいモデルさんにも、少し空いた時間があれば自然に会話を挟み、緊張をほぐしていく。
その積み重ねが、写真の仕上がりを大きく左右するのだと思います。
このカメラマンさんは、私と話していても自然に会話が成立し、場の空気を柔らかくする力を持っていました。
技術だけではなく、人との距離感の取り方も上手い。
そんな「いい感じ」をまとった方でした。
モデルさんの表情も徐々にほぐれ、現場の空気も温まってきたところで、今日も撮影開始です。
さて、今日はどんな写真が生まれるのでしょうか。
