硝子設置、施工風景

撮影スタジオのガラス窓

このスタジオは西面と北面の2面が大きなガラス窓になっています。

硝子窓は古いビルの感じがにじみ出ておりまして、そのままではとても撮影には耐えられない感じの物です。
当初の設計では、内窓として装飾の入ったガラス板を、はめようと思っていました。

スタジオの運営を始めた、今、現在はガラス板内窓が北面の窓にはまっております。
北側の内窓は全面すりガラスと、すりガラス風のアクリル板、それに加えて装飾用の鉄さくが設置されております。

施工開始当初の計画では北側の内窓ではなく、西側の東京ドーム側の窓をすりガラスを入れようと思っていました。
まず、テストとして、防音の効果も見極めたいと思いまして、5ミリのフロストガラスを2枚だけ買って、とても重いので届けていただいて、枠を作ってはめてみました。

下の写真の様な感じです。

5mmの大フロスト硝子

ここで発生するのは、DIY初心者の私の悩み・・・
「そもそも普通は、ガラスをどうやって木枠などに収めるているんだろうか?」

なんとなくというか、よく木工の事も知らないで施工を始めているので、試行錯誤を繰り返してこんな感じになっていますが、強度的に不安が募ります。

まずガラスはかなり重い。
何キロあるのか計ってはいませんが、かなりの重量です。
(ちょっと不安になって、他の内窓は、ポリカーボネートかアクリルで作ることにしました、それに加えて、最終的に枠はもう少し太めの木枠にしました)

元々のガラス自体は透明なんですが、シートを貼ってすりガラス風にする事にしました。
これは以前の運営していたスタジオでも使った手法で、すりガラスの透明度合いをシートを変えれば調整できるんですね。
結局貼り直しが面倒なのでなかなかやり直すことはないのですが、一応変更可能なようにしておくと何かと安心です。
まあ、気持ちの上での保険ですね。

まずまず満足できるレベルの感じですりガラスシートが貼れたので、西側の窓にはめてみました。

そうすると、、、、、予想外の出来事が

スタジオが一気に狭い印象になってしまいました。

すりガラスをはめてみた図




せっかく外が広く開けたスタジオなのに、窓の外が見えなくなるだけでこんなに印象が変わるもんなんですね。

外が大きく開けているスタジオなのに。。。
すりガラスのおかげで完全にそれがスポイルされてしまう。

何かいい方法がないのか考えて思いついたアイディアが、北側に作ろうと思っていたサンルームを西側に、逆に西側に作ろうと思っていたすりガラス内窓を、北側に入れ替えて施工することにしました。

折角、買ったばかりのガラスを捨てるのは忍びないというか勿体ないので、ガラスも北側に施工するように設計変更することにしました。

それと下の写真をみてもらうとわかると思いますが、左右の窓で光の反射イメージが随分変わりますね。

右のすりガラスのようにシートを貼った方を室内に向けないと、光を反射してしまううんですね。
これもまた想定外です。

つるつるした面にモールなどを貼って、ガラスの模様というか、ガラスの珊(さん)を作ろうと思っていたんですが、すりガラスシート面に珊や装飾類を貼り付けるとなると、上手く張り付くのかが心配です。

まあ、問題が山積しているので、その心配は後々解決するとして、保留です。

色々問題が絶えない。・・・っ大丈夫だろうか・・・

写真(こんな感じに珊を点けようと思っていたんです)


サンルームってどんな感じが分からないと思いますが、イメージとしては舞台やテレビの大道具のようなもので、パーティションで区切りを作ろうと思っています。
動かせるというか取り外し可能なパーティションです。

出来上がったらブログにアップしますが今は手書きの設計書のイメージだけが手元にあるのですが説明が難しいです。

サンルームから東京ドームをバックにした撮影が可能になると思ったんですが、それでも斜めからのショットや写真しか撮れないん感じになりそうです。


かといって正面から少し引いたショットで東京ドームの写真を撮ろうとすると、例えばスタジオの半分を占有するようなサンルームを作ることになってしまいそうですし。
ここでも悩みとういか考えなければならない事がまた一つ。


色々考えた結果パーティションの一部分を可動式のサンルーム、両サイドの部分を固定式パーティションで隔てたサンルームを作ることにしようと思っています。

結局、ちょっとDIYレベルを超えてきたい感じがして、施工会社さんにお願いすることにしました。



イメージ通りにできてきたらまた写真をアップしますね。

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